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県川展示 TW用画像1.jpg令和2年12月11日(金曜日)から令和3年3月23日(火曜日)まで、神奈川県立川崎図書館ものづくりギャラリーにおいて、ミニ展示「県立川崎図書館の本で作ってみよう」を開催しています。

ものづくり情報ライブラリーである県立川崎図書館では、ものづくり技術を支える工学・産業技術・自然科学分野の専門書を多数所蔵しています。研究者、技術者向けの本が多くありますが、ものづくりに役立つ入門書、新書、漫画などその分野の専門でない方にも親しんでいただける本を集めた「ものづくり入門コーナー」もあります。
今回の展示では、そうしたわかりやすい資料を使って、県立川崎図書館の職員が作成したモノを資料とともに展示しています。

・紙を切ったり折ったりすることで、建築物や花、動物などの立体的な形を再現する「折り紙建築」
・明治の塔をペーパークラフトで再現した「凌雲閣」
・折り紙を用いてコンペイトウを制作した「コンペイトウユニット」
・だまし絵であるペンローズの無限階段をなんと立体で再現しようという「無限階段」
・ラズベリーパイ(食べ物ではなく小型コンピューターです)を作って作成したカメラが付いた首を上下左右に動かす「可動カメラ」

ペーパークラフトと資料が展示されている様子入門書とはいっても実際に作ってみるとさまざまな苦労やよろこびがあるもの。作業をした職員の汗と涙の体験が作成物の隣にパネルとして展示されています。
同内容の情報はリーフレットにして、ブックリストとともに配布しています。

今回、展示スペースの関係で紹介できなかった資料も多くあります。皆さんも県立川崎図書館の資料を使って自分の作りたいものを見つけ出してみませんか。実際に作り、その体験を人に伝えてみませんか。
この展示がそんな体験のきっかけとなれれば幸いです。

県立川崎図書館の本で作ってみよう
ミニ展示の詳細につきましては、当館ホームページからもご覧いただけます。
Webで紹介 ものづくりギャラリー
初心者でも「ものづくり」を楽しめる資料や、作成時の材料、当館職員が実際に作ってみた様子などを紹介しています。

(県立川崎図書館:企画展示担当)