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ゲームの様子の写真12月1日、神奈川県立図書館において「図書館でボードゲーム体験会」を開催しました。神奈川県立図書館では、ボードゲームのイベントを行うのは初の試みです。

当日用意したゲームは、県内の観光地のひとつ鎌倉を巡り想い出を集める「kamakura collection」、戦国時代の城攻めをテーマにした「ライナー・クニツィアの戦国時代」、感染症から人類を守る協力型ゲーム「Pandemic」、庭園の美しさを競う「枯山水」、大航海時代にカタン島の開発競争をする「カタン」の5ゲーム7テーブルです。

これだけのラインナップからどのゲームを体験できるかについて、不公平感があってはいけません。そこで、まず、参加者には受付でトランプのカード(スペード・ダイヤ・ハートのA~10)を1枚引いていただきました。これでカードの強い順......ではなく、どの順番でゲームを選べるかも会場で参加者に決めていただきました。具体的には裏返したスペード・ダイヤ・ハートのKから1枚ずつ引き、次いでクラブ(クローバー)のAと10を同様に引いていただき、Aが先か10が先かを決めました。 テーブル分けが決まったら、さっそくゲームを開始しました。各テーブルにはそのゲームのルールを把握している職員がつき、ルール説明をしながら参加者にゲーム体験をしていただきました。ボードゲーム自体が初めての方、ボードゲーム自体は経験があるけれど、初めてのゲームに挑戦する方、経験のあるゲームのテーブルに着いた方が入り混じっての体験会でしたが、皆さん、和気あいあいとした雰囲気でプレイしていました。どのテーブルもだいたい2回、同じゲームをしましたが、最初は勝手がわからなかった方も、2回目にはのびのびプレイされていたようです。ゲームが終わったらそのゲームに関係する本の紹介をしました。

アンケートでは高評価をいただき、再度の開催を求める声もいただきました。また、参加者の年齢層にもバラつきがあり、世代を超えた交流ができたのではないかと思っています。ボードゲームにはあまりなじみがなかったのだけれど楽しめた、との声もあり、実りのある体験会になったのではないかと思います。

(おまけ:クリックするとダウンロードできます) 資料紹介1 資料紹介2

(図書課 カタンを4つもっている司書)