公開

戦後モダニズム建築の旗手とされる前川國男氏により設計された県立図書館本館。近代建築や前川建築について、前川建築設計事務所所長の橋本氏からお話を伺ったあと、県立図書館建設時の様子を撮影した映像を橋本氏による解説付きで上映します。

イベントチラシ(PDF形式:946KB)

当日、館内見学や撮影の時間は設けておりませんのであらかじめご了承ください。

前川國男(まえかわ・くにお,1905~1986)

日本の建築家。近代建築運動の最前線で活躍していたル・コルビュジエに日本人として初めて師事し、帰国後、第二次世界大戦後の日本建築界をリードした。鬼頭梓、丹下健三、木村俊彦等は前川事務所の出身。主な作品に東京文化会館、国立国会図書館東京本館などがある。

神奈川県立図書館 本館

複合施設として建てられた音楽堂と、建物をずらした配置、大きなガラスや穴あきレンガブロックなど、明るく透明感あふれる空間が特徴。昭和29(1954)年日本建築学会賞受賞。DOCOMOMO Japan(近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織の日本支部)による「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」選定。

講師

橋本 功(はしもと・いさお)氏 (株)前川建築設計事務所 所長

講師写真

1945年神奈川県生まれ。
1970年日本大学理工学部建築学科卒業後、(株)前川國男建築設計事務所入所。
1994年(株)前川建築設計事務所取締役。
2000年代表取締役に就任、現在に至る。

主な担当作品
福岡市美術館(1979)、埼玉県立自然史博物館(1981)、国立音楽大学・講堂(1983)・付属幼稚園
(1984)・付属小学校(2008)、千葉県東総文化会館(1991)、埼玉県児玉町総合文化会館(1995)など。
また今日まで多くの前川建築の保存・継承・リニューアルを手掛ける。

開催日時

令和2年11月22日(日曜) 13時30分から16時

場所

神奈川県立図書館 新館4階セミナールーム

定員

30名 参加無料 (応募者多数の場合は抽選)

申込期間

令和2年10月14日(水曜)~11月4日(水曜)必着

申込方法

募集期間は終了しました。
申し込まれた方法で抽選結果および受講票の発送を行いました。

本イベントは「横浜・紅葉ケ丘5館協働事業 紅葉ケ丘まいらん2020」の参加イベントです

「紅葉ケ丘まいらん」とは?
みらいを見渡す芸術と文化の丘、紅葉ケ丘。ここには歴史を誇る5つの公共文化施設があります。「まいらん」とは、この5つの施設の頭文字「MYLAN」をひらがなで表したものです。[神奈川県立音楽堂(MusicHall)、神奈川県立青少年センター(Youth Center)、神奈川県立図書館(Library)、横浜市民ギャラリー(Art Gallery)、横浜能楽堂(Noh Theater)]
この丘の豊かな芸術文化を創造する5館「まいらん」が連携し、紅葉ケ丘の新しい魅力を発信します!

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