4年に1度開催される15人制ラグビーの世界王者決定戦、ラグビーワールドカップ2019日本大会が、9月20日(金曜日)に開幕し、11月2日(土曜日)まで開催されています。開催都市は日本各地の12都市です。
神奈川県では決勝・準決勝を含む7試合が横浜市の横浜国際総合競技場で行われます。「ラグビーワールドカップ2019の決勝戦が、神奈川で行われるのも納得!」と頷けるような、明治から続く神奈川とラグビーの深い関係を、この展示をみることによって体感していただければと思います。
さて、今回の展示は、以下の3部構成になっています。
1. 「ラグビーワールドカップ2019」
ラグビーワールドカップ2019大会の概要と、第1回大会(1987年5月22日)からこれまでの大会記録、観戦ガイドを展示しています。また、職員作成のラグビーゴールキックゲ―ムや、大会公式マスコットのレンジーのぺーパークラフトも展示しています。
2. 「日本のラグビー発祥の地・横浜」
今回、決勝戦が行われる横浜は、ラグビー発祥の地でもあります。今年の9月5日(木曜日)には、横浜中華街にある山下町公園に記念碑が建立されました。このコーナーでは、ラグビーと神奈川の関係を当時の新聞記事などから振り返ります。日本ラグビーの創始者E.B.クラークについても紹介しています。
3. 「ラグビーと神奈川」
神奈川県内では、幼児から社会人までさまざまな人たちが、ラグビーを楽しんでいます。海外のチームとの交流も行われています。このコーナーでは、神奈川県ラグビーフットボール協会の協力を得て、全国大会で優勝した県内の高校・大学の資料や神奈川県内ラグビースクールマップなどを展示しています。
その他に、各国紹介パネル、横浜山手周辺ラグビーマップも展示しています。また、「神奈川県ラグビーフットボール協会の長井勉氏(記念碑建立協議会事務局長)の論考「ラグビーの発祥の地 横浜と人々...横浜がRWC2019の決勝地にふさわしい理由とは」を実際に手に取って読むことができます。
県立図書館本館1階展示コーナーで、11月13日(水曜日)まで開催しています!
日本代表は、4勝で、日本ラグビー史上初の決勝トーナメント進出を決めました。ラグビーワールドカップ観戦の前に神奈川とラグビーの歴史をひもといてみられては、いかがでしょうか。皆さまのご来館をお待ちしています。
○「ラグビー × 神奈川」
展示概要はこちらから
(県立図書館 情報整備課:展示担当)