県立図書館では、子どもの読書活動の普及・啓発を目的に、「神奈川県子ども読書活動推進フォーラム」を、毎年開催しています。
今年度は、児童文学者であり、フィリピンの「ミンダナオ子ども図書館」を主催している松居友さんに御講演いただきます。『わたしの絵本体験』などの読書にまつわる多数の評論のほか、『こぐまをあらう雨』や『鹿の谷のウタラとイララ』をはじめとする創作作品も豊富な松居さんに、子どもにとって大切な絵本にまつわるお話のほか、ミンダナオ子ども図書館についてもお話しいただきます。
事例発表・実演では、横浜市立駒岡小学校の「子どもを読書につなぐ手立て」と題した活動報告や川崎市宮前区の自宅を開放した子ども文庫で本の貸出や読み聞かせ、おはなし会などの活動をしている「いぬくら子ども文庫」による自作紙芝居の上演をしていただく予定です。
子どもと本の関わりについてあらためて考えるきっかけとして、ぜひご参加ください。
注意:1部<講演>は託児(先着20名まで)、また、ご希望に応じ手話通訳・要約筆記を行います。フォーラム申込みと同時にお申込みください。
1部 講演 「絵本は愛の体験ですからお話の生きている世界とは?から」 13時40分から15時10分
講師
松居 友氏
(児童文学者、フィリピン・ミンダナオ子ども図書館創設ディレクター)
1953年 東京都生まれ。
福武書店(現ベネッセ)で児童書部初代編集長。
退社後北海道に移りアイヌ文化と沖縄文化の宇宙像に関心を持ち『火の神の懐にて』等を執筆。
2001年にフィリピン・ミンダナオ島で「ミンダナオ子ども図書館」を設立。読み語り以外にスカラシップ(奨学制度)・医療・植林・保育所や学校建設といった活動を行っている。
2部 事例発表・実演 15時20分から16時30分
横浜市立駒岡小学校
「子どもを読書につなぐ手立て」
いぬくら子ども文庫
自作紙芝居「かめくんのたねまき」ほか上演
開催日時
平成30年12月8日(土曜日)13時30分から16時30分
終了しました
場所
神奈川近代文学館 会場案内(神奈川近代文学館のHPにリンク)
定員
200名
託児
満2歳から6歳までの未就学児20名まで。無料。 フォーラム申込みと同時に次の事項を添えてお申込みください。 お子様のお名前(ふりがな)、お子様の年齢、お子様の性別、保護者のお名前・連絡先、開催中でも可能な連絡先(携帯メールなど)
手話通訳・要約筆記
ご希望の方は、フォーラム申込みと同時に手話通訳・要約筆記をお申込みください。
要約筆記につきましては、講演要約を会場スクリーンに表示します。
共催
神奈川県子ども読書活動推進会議
県立神奈川近代文学館/公益財団法人神奈川文学振興会
神奈川県図書館協会
問合せ先
情報整備課まで
〒220-8585 横浜市西区紅葉ケ丘9-2
電話:045-263-5922