県立図書館は、施設・設備の老朽化や、資料の収蔵スペース不足などの課題に対応するとともに、新たな魅力を備えた図書館とするための再整備を実施しています。
「県立図書館の再整備に向けた基本的な考え方」の取りまとめについて(外部リンク)
再整備の方向性
魅力的な価値ある図書館であるために
現在の「専門的図書館」、「広域的図書館」としての機能に加えて、新たに「価値を創造する図書館」、「魅せる図書館」としての機能を付加する。
「専門的図書館」とは
専門的な資料の収集・提供、レファレンスサービスの充実を図り、県民の調査研究を支える図書館。
「広域的図書館」とは
県内の市町村立図書館の相互貸借や、司書育成の支援に取り組み、県内図書館のサービス向上を図っていく図書館。
本館(新棟)
価値を創造する図書館
閲覧スペースを集約化
- 蔵書の魅力を引き出す配架を行う「開架スペース」
- 貴重な資料を目にすることができる「展示スペース」
- さまざまな利用者ニーズに対応できる「貸出・レファレンスカウンター」
- 本を介して利用者同士の交流を促進する「交流スペース」
- ゆっくり読書を楽しめる「くつろぎスペース」
- 利用者が快適に利用できる「ゆったりとした閲覧スペース」
所在地 | 横浜市西区紅葉ケ丘44番地 |
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敷地面積 | 1,889.38平方メートル |
延床面積 | 3,697.64平方メートル |
構造 | 地上4階 |
収蔵冊数 | 50万冊程度(予定) |
前川國男館(旧本館)
「魅せる図書館」
一部は収蔵スペースとして活用
- 前川國男氏が設計したモダニズム建築の魅力を活かし、開放感のある吹抜け空間を活用
- 所蔵する記録フィルムの放映や、貴重な資料や蔵書の展示を行うスペースを整備
収蔵館(旧新館)
「収蔵庫」
- 「収蔵庫」として改修し、収蔵スペースの不足を解消
- 概ね20~30年分の蔵書増加に対応可能
再整備に関わるロードマップ
本館(新棟)
- 2022(令和4)年3月まで : 新棟工事
- 2022年4月から9月まで : 開館準備期間
- 2022(令和4)年9月 : 新棟開館
収蔵館(旧新館)
- 2021年度から2022年度まで : 基本設計・実施設計
- 2023年度から2024年度まで : 改修工事
- 2025年度以降 : 供用開始
前川國男館(旧本館)
- 2021年度から2022年度まで : 基本設計・実施設計
- 2025年度から2026年度まで : 改修工事
- 2026年度中 : 供用開始
新棟に関するお知らせ
特設サイトを公開しました(2022年3月15日)
特設サイトでは、工事の進捗や開館の準備を写真でご紹介するほか、新たに作成したロゴマークを使用したグッズ等の内容の一端を順次、ご紹介していきます。
新棟の特設サイトはこちら
売店運営事業者を募集します(2022年2月18日)
新棟内に売店を設けるため、運営していただける事業者を募集します。