尾崎孝子氏は、明治30(1897)年3月福島県に生まれ、昭和45(1970)年4月73才で没した歌人です。歌人として『南天燭』『歴程』『女人秘抄』『はなのいのち』などを著して活躍しました。
また、歌壇ジャーナリストとしても、「歌壇新報」、短歌総合誌の「新日光」を発行し、政治家としては逗子町会議員を昭和25(1950)年から昭和29(1954)年まで務めました。
この文庫は氏の旧蔵の現代作家による歌集・短歌関係の図書・雑誌・新聞および氏に関する資料等28,000点におよぶ資料群です。なかでも、昭和20年代から30年代にかけての現代作家の歌集は、この文庫の大きな特色となっています。
このコレクションは館内のみの利用となり、館外貸出はしておりません。新館3階かながわ資料/新聞・雑誌室でご覧いただけます。