すごい社史
-
130 『不思議な杭のものがたり』(2020年)
建設工事の鋼管抗事業などを行う三誠が「25年の歩み」として刊行した一冊です。 会社の歴史を読みやすく伝えるとともに、建物の基礎構造や杭の原理や歴史についてもビジュアルに説明しています。 現場でのエピソードをイラストとともにまとめた「目撃者は見た!」、社内で聞いた「SANSEIあるある」、 支店・部署・営業所等のスタッフの写真&コメントを紹介している「We are SANSEI Family」など、ユニークなコーナーも多数。 「編集を終えて」には「この本を手に取られた皆さんが、思わずニコッとするような本になっていればいいなと思います。」と書かれていました。
〈資料番号:81737876〉[請求記号:S513.4 S]
(2020年8月10日掲載)
目次に戻る
-
129 『創業二十年史』(1921年)
埼玉県に所在していた飯能銀行が大正時代に刊行した社史です。装丁に使われているのは、「特産織物タル飯能銘仙」で、 巻末の附録には「表装用布ニ就テ」「飯能町主要物産タル織物ノ起源及沿革」が7ページにわたって掲載されています。
〈資料番号:81738916〉[請求記号:S338.6 H]
(2020年7月29日掲載)
目次に戻る
-
128 『パナソニック技術百年史』(2019年)
本書の前半は、第1部「本社技術運営」、幕間企画「中尾哲二郎の技術者魂」。 後半にあたる第2部「商品技術の変遷」は、パナソニックの代表的な商品の開発ヒストリーを通じて、成功や苦難、連携などを説明しています。 それぞれの商品の末尾には、「まとめ」の欄を設け、要点などを記しています。いずれも商品などの図版を多数収録しています。
また、第2部第6章「成功商品の特長」では、大学教授の監修のもと、表を用いた考察がなされています。 写真のように、家電製品を思わせるような段ボールに収められていました。
〈資料番号:81733602〉[請求記号:S542 P]
(2020年7月14日掲載)
目次に戻る
-
127 『ISHIDA BOOK BINDING 80th Anniversary Memorial Magazine』(2019年)
北海道札幌市にある製本会社の80年史です。後半には「この本ができるまで」(すなわち本書の製造工程)を20ページにわたり図解。 「製本技術の歴史」や、社員一人ひとりによる「思い出の一冊」など温かみを感じるコーナーも充実。巻末の「デザイン解説」によると、 「この本のデザイン、特に表紙のつくりについて解説します。イメージは石田製本の原点ともいえる様式帳簿です。表紙には地券紙を使いました。 通常は上製本の背の補強や、ハードカバー表紙の裏側背紙に使う紙ですが、いわば裏方といえる「縁の下の力持ち」を今回はあえて主役に抜擢しました。」(以下、略)と続きます。
(写真の左側が本誌、右側が外函)
〈資料番号:81732752〉[請求記号:S022.6 I]
(2020年6月17日掲載)
目次に戻る
-
126 『カイタックグループ70年史』(2018年)
岡山市に本社を置くアパレルメーカーの企業グループです。表紙はデニム地です。巻頭のページによると「表紙ページの当社ロゴ刻印は、 岡山・総社ファクトリーへ2017年に導入したデニムのレザー加工機を使用したものです。この技術はスペイン・ジロノジア社のもので、今まで手作業だった工程を簡略化し、 生産効率をあげるイノベーションのひとつです。」とあり、生産技術を活用した装丁だとわかります。
〈資料番号:81721359〉[請求記号:S589.2 K]
(2020年4月7日掲載)
目次に戻る
-
125 『カネカサンスパイス60年史』(2019年)
外函は「段ボール」です(外函の裏面に段ボールのリサイクルマークも表示されています)。 外函の正面に貼られているラベルには、「原材料名 お客様、関係先様のご支援 創業者の愛の精神 OB諸先輩方のご指導と熱意」などと書かれています。 「賞味期限」は「次回、社史編纂まで」だそうです。イラスト、写真、社員の声などを交えた本誌からは、あたたかみが感じられました。
〈資料番号:81723835〉[請求記号:S619.9 K]
(2020年2月27日掲載)
目次に戻る
-
124 『羽田空港ターミナル60年史』(2016年)
羽田空港ターミナルの60年史で、同空港の管理・運営などを行う日本空港ビルデング株式会社からの刊行です。 写真の左側、飛び出す絵本風になっているのは、前社史『50年の歩み』を収録したDVDのケースです。 ケースには「本の中に、空港と飛行機をつくりました。この本に重ねた思いは、60年前、まっさらな土地に空港をつくったときのフロンティアスピリット。 どうぞゆっくりと開いてみてください。滑走路から飛行機が飛び立つはずです。それは、当時の先輩たちが目指した景色です。」「羽田空港ターミナルは、まだまだ未完成です。 そして、この本もまた未完成。真っ白なのは、自分の手で色を塗ってほしいからです。」などと記されていました。
本誌〈資料番号:81681777〉[請求記号:S687.8 N]
DVD〈資料番号:89829741〉[請求記号:S687.8 N 付]
(2020年2月4日掲載)
目次に戻る
-
123『岸本組九十年記念誌』(2000年)
当館所蔵では、もっとも大きな社史です(本の縦が長い、という意)。佐賀県唐津市に本社があり、土木・建設業を営んでいる岸本組の九十年記念誌で、 縦は約43センチ、横は約31センチあります。ちなみに、写真に写っている女性の身長が約155センチです。
〈資料番号:81571861〉[請求記号:S510.6 K]
(2020年1月10日掲載)
目次に戻る
-
122『日清食品六十年史 SAMURAI NOODLES』(2018年)
日清食品の創業者・安藤百福をサムライに見立てた劇画調のマンガ社史です。
巻頭の注記は「この社史はフィクションである。」と、他の社史には見られない文言で始まります。
さらに「設定や世界観にはこれでもかというほど脚色を加えたため、もはや「社史」と呼んで良いのかすら怪しい。 (中略)その点はアホなことを好む会社がやることとして、ご容赦いただければ幸いである。」と記されています。
ページの下段には、エピソードやこぼれ話が多数載せられています。
〈資料番号:81727992〉[請求記号:S588.9 N]
(2020年1月10日掲載)
目次に戻る
-
121『温故知新 小津三百三十年のあゆみ』(1983年)
1653年に紙商小津として創業し、現在は小津商店として東京・日本橋で和紙専門店などを営んでいます。 おもに戦前までの歴史を記した「小津三百三十年のあゆみ」は、和紙を用いた四つ目綴じの和装本です。 ビジュアルに歴史を記した「別冊?小津のいまむかし」、古代から今日までのイラストを載せた折り本の「絵巻?紙と暮らしの歴史」とあわせて、 帙(ちつ)に収めています。2004年にも和装本の『温故知新 小津三百五十年のあゆみ(戦後編・昭和から平成へ)』が刊行されています。
『温故知新 小津三百三十年のあゆみ』〈資料番号:70046537〉[請求記号:S585 O 1]
『温故知新 別冊?小津のいまむかし』〈資料番号:70046545〉[請求記号:S585 O 2]
『温故知新 絵巻?紙と暮らしの歴史』〈資料番号:70046560〉[請求記号:S585 O 3]
(2019年12月24日掲載)
目次に戻る
問合せ先
企画情報課まで
電話:044-299-7825