すごい社史

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  • 120『物語 講談社の100年』(2010年)全10巻


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    講談社の歴史を1話完結の読み物として、第1話から第100話まで、100の物語にまとめています。 時代別の全10巻からなり、各巻に10話を収録しています。新書を一回り大きくしたくらいのサイズで、 5冊ごとに外函に入れられています(当館では第6巻から第10巻分の外函の所蔵はなし)。読み物風の社史を10冊同時に刊行した例は、おそらく他にないと思われます。 各巻にはコラムも掲載されていて、たとえば「伝説の「カンヅメの館」講談社第一別館」(第四巻)、 「「一字の誤り、百万人を誤る」?校閲の重要性」(第七巻)など興味深い内容でした。
    『物語 講談社の100年』の他に『年表・資料 講談社の100年』、『DVD 講談社の100年』も刊行されています。


    (2019年11月29日掲載)




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  • 119『百年に向かって 一九二〇年から二〇一二年の回顧』(2012年)


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    海苔の佃煮などで知られる桃屋が2012年に刊行した社史です。この社史は、小出孝之会長(刊行時の役職、現在は名誉会長)による第一章「小出会長回顧録」と第二章「小出語録」、第三章「広告の歴史」、第四章「年表」だけで構成されています。
    上の写真は「小出語録」のページで、ヒット商品となったラー油の開発や販売について、小出会長が何を考え、どのように行動してきたのかが語られています。
    「広告の歴史」は70ページ以上もあり、これまでのテレビCM(おもに三木のり平のアニメ)のカットやセリフを掲載。時代背景や制作の意図、反響などを説明しています。
    〈資料番号:81691867〉[請求記号:S588.9 M]


    (2019年11月8日掲載)




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  • 118『五十年譜』(1936年)


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    愛媛県松山市の伊予鉄道が『五十年史』(同年刊行)の別冊写真帳として刊行した一冊です。当時の伊予鉄道や松山の様子を、主に写真で記録しています。
    「我社のすがた」「汽笛一聲」「揺がぬ社礎」「輝く生立」「軌道に乗る」「思ひ出ばなし」「今と昔」「各所めぐり」「商売往来」「不如人和」など、 さまざまなコーナーが設けられています。写真のページは川柳作家・前田伍健による「五十年絵暦」です。図表のページにも工夫が凝らされ、 「我社の生立」は、伊予鉄道の創立を源流に、各社が合流して、大きな河(川幅が資本金)になっていく1ページの表です。
    〈資料番号:70067152〉[請求記号:S686 I]


    (2019年11月1日掲載)




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  • 117『日々を新たに日々に進む 中外化成77周年の軌跡』(2019年)


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    染料などの化学のメーカーらしく六角形(ベンゼン環)を多用したデザインの一冊です。
    「Chapter1 軌跡」では、開発ストーリーを交えて、創業以来の歴史をわかりやすく紹介しています。一年ごとの出来事を記した年表をページ下部に配置。
    「Chapter2 探求」は、商品の解説と、コミュニケーションにスポットをあてた各部署の社員のコメントなどで構成されています。
    「Chapter3 発展」は、社食や清掃担当の従業員を含む全社員アンケートを職場の写真とともに掲載するコーナーなど。
    巻頭のページには、同社の染料を用いた印傳(皮工芸品)の実物が貼付されています。
    アイデア満載で、デザイン性に優れ、本をめくると読み始めてしまうような一冊です。
    〈資料番号:81723900〉[請求記号:S570.6 T]


    (2019年10月15日掲載)




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  • 116『象印マホービン株式会社100年の歩み 1918-2018』(2019年)


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    本編、資料編、DVDの3点で構成されています。
    DVDを収めた一冊は、写真(右側)のように飛び出す絵本風になっています。一昔前の食卓の様子ですが、よく見ると、象の影が映っています。 初期の商標(王冠をかぶった象)のかたちです。定かではありませんが、当館所蔵で影絵を用いた社史は他にないと思います。
    「編集後記」には、当館を利用していただいたことが書かれています。

    本編〈資料番号:81724668〉 [請求記号:S582.5 Z 1]
    資料編〈資料番号:81724676〉 [請求記号:S582.5 Z 2]
    DVD〈資料番号:89825616〉 [請求記号:S582.5 Z 1 付]


    (2019年10月7日掲載)




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  • 115『?田酒造 一五〇年』(2019年)


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    鹿児島県いちき串木野市の焼酎メーカーの歴史を、表紙の色を変えた4冊の冊子にまとめています。 「敬」は焼酎の歴史、「天」は原料や製造、「愛」は?田酒造の歴史や創業家の考え、「人」は社員の仕事を、ビジュアルに紹介しています。 外函から取り出しやすいように、冊子の横を長めにしているなど、装丁的な工夫も感じました。
    「敬」 〈資料番号:81719478〉 [請求記号:S588.5 H 1]
    「天」 〈資料番号:81719486〉 [請求記号:S588.5 H 2]
    「愛」 〈資料番号:81719494〉 [請求記号:S588.5 H 3]
    「人」 〈資料番号:81719502〉 [請求記号:S588.5 H 4]


    (2019年9月19日掲載)




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  • 114『プライミクス株式会社90周年記念社史』(2017年)


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    液体、粉粒体の乳化・分散の装置などを製造している企業で、2015年に本社を淡路島(淡路市)に移しました。 事業や社屋、社員の働く姿、歴史などをビジュアルに紹介している一冊です。 写真のページは「Food×Health」という6ページにわたる記事の一部で、地元の食材を用いた社員食堂のメニュー開発の様子がまとめられています。
    〈資料番号:81690570〉[請求記号:S571 P]


    (2019年9月10日掲載)




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  • 113 『Spirit of Pioneer パイオニア80年の軌跡』(2019年)


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    本を取り出すと、外函(写真右側)の切り込みの部分に「五十年先のパイオニアがどうなっているのか楽しみであります。」という一文が目にとまります。 創業五十周年を迎えた1988年の新年朝礼にて松本望(創業者、この年に逝去)が述べた言葉です。その後のパイオニアの歴史はどうなったのでしょうか。本書でご確認ください。
    巻頭には見開きで「表紙&外函のデザインについて」の説明があります。
    〈資料番号:81723009〉[請求記号:S547.2 P]


    (2019年8月27日掲載)




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  • 112 『東光舎100年のあゆみ』(2018年)


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    国内外の美容師・理容師に使われるハサミを製造するメーカーです。巻頭には芥川賞作家・小川洋子氏(代表作『博士の愛した数式』)による「ハサミという道具」を掲載しています。 また、岩手県にある岩手工場の社員の写真を、木村伊兵衛写真賞を受賞した浅田政志氏(代表作「浅田家」)が撮影しています。
    〈資料番号:81712085〉[請求記号:S581 T]


    (2019年8月15日掲載)




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  • 111 『清原株式会社『清風』創業75周年記念誌』(2009年)


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    服飾資材の専門商社です。本書の後半「Human Energy(清原を支える人)」は、盛りだくさんの社員アンケートに加え、女子オンリーの座談会「男子禁制 会社のからさわぎ」、 若手社員が仕事や日常を紹介する「ヒューマンエナジー」(一週間や一日のスケジュール付き)、社員7名の趣味を紹介した「趣味を極めて、ここまで来ました!」、 「KIYOHARAベストドレッサー賞 決定!!」など、ユニークなコーナーが続きます。巻末には、答えはすべて本誌中にあるという「KIYOHARA QUIZ!」を掲載。
    〈資料番号:81716607〉[請求記号:S673.5 K]


    (2019年7月27日掲載)




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