すごい社史

100 『東京急行電鉄50年史』(1973年)

当館の調査では、所蔵社史の中で、もっとも重い社史で約4.6キロあります。東急の50年間の歴史を詳細にまとめた1冊です。表紙の絵は東急グループの創始者・五島慶太がコレクションしていた「源氏物語絵巻」の一部です(国宝、五島美術館蔵)。
〈資料番号:80749872〉[請求記号:S686 T]

(2019年3月20日掲載)

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099 『日本フイルコン100周年記念誌』(2016-2017年)

トピックス的な歴史紹介&社員の写真をコラージュしている「100th Anniversary」と、その英語版、年表「遊んでばかりじゃいられない。100年のデータをマ・ジ・メに編集した本。」の3冊にて構成されています。「100th Anniversary」の裏カバー折り込みに「また遊ぼうね!」と書いたことを受けて、「遊んでばかりじゃいられない。100年のデータをマ・ジ・メに編集した本。」という書名になったそうです。写真左側の化粧箱に描かれている社史専用のキャラクターも登場します。第12回日本編集制作大賞企業出版部門受賞作品。
日本語版(2016年)〈資料番号:81679771〉[請求記号:S585.8 N]
英語版(2017年)〈資料番号:81679763〉[請求記号:S585.8 N]
年表(2017年)〈資料番号:81693996〉[請求記号:S585.8 N]

(2019年3月19日掲載)

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098 『伊藤忠商事100年』(1969年)

671ページにわたる一冊。歴史を詳述していますが、平仮名を用いず片仮名で書かれています。その理由を「編集後記」から引用すると、「当社ワ事務能率向上ノタメ, ハヤクカラ制限漢字, 新カナズカイ, 新カタカタ活字ヲ積極的ニ採用シテイル. シタガッテ本書モソレニヨッタ. 」「ハジメテヨマレルトキ, 奇異ナ感ジヲウケラレルカ, マタワヨミニクイト感ジラレルカモシレナイガ,ヨミススマレルウチニ, ワカチガキヲシナイひらがなノ文章ヨリモハルカニヨミヤスイコトニキズカレルデアロゥ.」 (このセンテンスに出てくる「ひらがな」の文字が、おそらく本文中で唯一の平仮名です)。
〈資料番号:70058375〉[請求記号:S673 I]

(2019年3月19日掲載)

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097 『三〇周年大百科』(2017年)

広告、デザイン、出版などを手掛けるパレードが作成した社史です。社員や出来事にまつわるコラムなどを、五十音順に配しています。余白を大きくとるレイアウトで、全体で900ページ以上の分量です。巻頭は「永久保存版(秘)袋とじつき三〇年座談会」となっています(当館で開封しています)。
第21回日本自費出版文化賞グラフィック部門賞、2018日本ブックデザイン賞セルフパブリッシング部門金の本賞、日本のグラフィックデザイン2018入選。
〈資料番号:81712630〉[請求記号:S674.9 P]

(2019年3月16日掲載)

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096 『三菱社誌』全40巻+総索引(復刻版:1979-1982年)

1870年の創業から1952年の旧本社清算にかけての旧三菱合資会社および三菱本社の業務記録(編年体の資料集)です。戦前から社内で編纂されていたもので、当館で所蔵しているのは東京大学出版会から刊行された復刻版です。全40巻と総索引で構成されています。
[請求記号:S335.2 M]

(2019年3月15日掲載)

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095 『150人のShine』(2011年)

繊維・化学などの専門商社・蝶理が創業150年記念の社内報特別号として刊行した冊子です。タイトルの「150人のShine」は「150人の社員」でもあり、150名が1ページ分のメッセージを寄稿しています。巻末には150人の「輝いている」社員たちの入社時の写真と現在の写真を、それぞれ見開きに掲載しています。ページをめくると、社歴の浅い方はあまり変化がありませんが、長い方は風格が出ているように感じました。
〈資料番号:81553380〉[請求記号:S673.5 T]

(2019年3月12日掲載)

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094 社史旭硝子株式会社(1967年)

社歌などを収めているソノシートを付録とした社史を、当館では何冊か所蔵しています。『旭硝子株式会社社史』もその一冊。本誌の社歌を掲載したページには「社歌のソノシートが後見返しにあり。」と記されています。
〈資料番号:70041124〉[請求記号:S573.5 A]

(2019年3月11日掲載)

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093 『平凡社百年史』(2015年)

出版社の平凡社の百年史です。青い表紙の「本巻」は、500ページ近い年表と刊行物の一覧、100ページ以上の索引などで構成。年表中には1ページまたは半ページのコラムを挿入し、関連項目へ多くの参照を設けている点が特筆できます。また、刊行物には元版・新版の有無、増補の内容、シリーズの完結時期などの注記や参照を付しています。データの羅列ではなく、調べやすい一冊にしようという意図を強く感じました。赤い表紙の「別巻」は60年史(1974年刊行)の一部を復刊したものです。
『平凡社百年史:本巻』〈資料番号:81645582〉[請求記号:S023.1 H 1]
『平凡社百年史:別巻/下中彌三郎と平凡社の歩み』〈資料番号:81645590〉[請求記号:S023.1 H 2]

(2019年3月8日掲載)

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092 『熊本放送60年史』(2014年)

テレビの放送休止時に映されるカラーバーを模したような色鮮やかな外函が印象的な一冊です。中扉も同じくカラフルな色彩になっています。60年間の歴史を年代順に見やすくまとめた構成です。
〈資料番号:81623936〉[請求記号:S335.2 M]

(2019年3月7日掲載)

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091 『虎屋の五世紀伝統と革新の経営』(2003年)

通史編と史料編の二冊からなる和菓子の虎屋の社史です。室町時代に創業してからの約500年の歴史をまとめています。「五世紀」という書名に老舗の重みを感じます。
『虎屋の五世紀:通史編』〈資料番号:81041501〉[請求記号:S588.3 T 1]
『虎屋の五世紀:史料編』〈資料番号:81041519〉[請求記号:S588.3 T 2]

(2019年3月5日掲載)

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